その不調、原因はストレス!?自律神経からくる12の不調とは

倦怠感など自律神経が原因の不調を感じる女性 自律神経

疲れやすい、いつも体が重たい、肩や背中がガチガチ、動悸がする、便秘がち、顔がほてる、といった不調に悩んでいませんか?

診察を受けるほどではないけど体はすっきりしない。診てもらっても「特に異常はないですよ」と言われる。

その不調、ストレスからくる自律神経の乱れが原因かもしれません。

自律神経が乱れるといろいろな不調があらわれます。2つ3つと不調がかさなることも珍しくありません。

そこで、自律神経が乱れるとどんな不調があらわれるのか、おもな12の不調についてわかりやすくお伝えします。

疲れやすい・疲れが取れない

疲れやすい女性

疲れやすい、疲れが取れない、というのは自律神経の乱れが原因であらわれる代表的な不調のひとつです。

  • よく寝ても疲れが取れない
  • 朝から体が重たくて疲労感がある
  • 疲れるようなことをしていないのに疲れる
  • テキパキと動けない

肉体労働だったり数時間トレーニングをしているのならまだしも、デスクワークなど体をさほど動かしていないのに疲れやすいという不調は自律神経からくるものかもしれません。

いつも体が重たい・だるい・倦怠感

体がだるい女性

朝から体が重たい、全身がだるい、背中に重たいものを背負っているかのように重たい、大して体を動かしていないのにひどい倦怠感で動けない、といった不調を感じることがあります。

だるさや倦怠感からやる気が起きなかったり、仕事や勉強などの能率も下がってしまったり。これも自律神経の乱れが原因でおこる不調のひとつです。

肩こり・首こり・背中がガチガチ

肩こりがつらい女性

肩こり、首こり、背中がガチガチにかたい、といった不調も自律神経の乱れが原因となって起こります。

几帳面でまじめな傾向のある日本人。ほとんどの人が肩こりや首こりを感じているでしょう。でも自律神経の乱れからくる肩こりなどは、かなり固くパンパンに張っているケースが多いようです。

  • 首も肩もパンパンに張っている
  • 背中がガチガチに固くなって重たく感じる
  • 頭が痛くなることがある
  • コリや痛みで夜中に目が覚めてからなかなか眠れない

整体やマッサージで肩や首や背中がほぐれても、次の日はいつものガチガチな状態に戻ってしまう方も多いのではないでしょうか。

寝つきが悪い・眠りが浅い

不眠の女性

寝つきが悪い、眠りが浅い、というのも自律神経からくる代表的な不調のひとつ。

昼間の緊張やストレスを夜になっても引きずってしまって、休息や眠りのモードである「副交感神経」に切り替わらないために、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりするのですね。

  • なかなか寝つけない
  • 眠りが浅くてぐっすり眠った気がしない
  • 夜中に目が覚めるとそこから眠れない
  • 体が疲れているのに眠れない

眠りが浅いために睡眠中の疲労回復も十分に進まないので、昨日の疲れが残っていたり、朝から体が重たいと感じるようになります。

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胃痛・吐き気・食欲不振

腹痛の女性

胃や腸などの消化器系は自律神経がコントロールしています。

ストレスで胃が痛くなったり。お子さんの合格発表の前や憂うつな会議の前など、緊張している時は食欲がなくなったり。ストレスや自律神経が胃腸のはたらきと深い関係になる証拠です。

そして、会議が終わればホッとして食欲も出ます。お子さんの合格がわかって一安心すればお腹もすきます。交感神経で胃腸のはたらきが弱くなり、副交感神経で胃腸のはたらきが盛んになる、ということです。

ストレスで交感神経が緊張すると胃腸のはたらきが弱くなるので、

  • 食欲がなくなる
  • 胃が痛くなる
  • 胃がもたれる
  • 食べると吐き気がする

といった不調を感じるのですね。

便秘・下痢・便秘と下痢を繰り返す

下痢

胃腸のはたらきは自律神経がコントロールしていて関係が深いことをお伝えしました。

胃への影響が「胃痛・胃もたれ・吐き気・食欲不振」などであり、腸への影響が「便秘・下痢」となってあらわれます。

そして、便秘が続く、下痢が続く、といった不調のほかに「便秘と下痢を繰り返す」ケースもあります。

便秘と下痢を繰り返すのは、かなりストレスが強い証拠。あなたの体を守るための「自己防衛反応」とも言えます。この自己防衛反応が起こるメカニズムはこちらです。

便秘と下痢を繰り返すメカニズム

あまりにも強いストレスの毎日から心と体を守るために、強い交感神経の状態から一気に副交感神経に振れる。これが「便秘が続いた後の下痢になる状態」です。

しかしストレスの原因が消えたわけではないので、また強いストレスにさらされて交感神経の緊張した状態に戻る。これが「下痢からまた便秘になる状態」ですね。

こうして「便秘と下痢を繰り返す」ようになるのが、ストレスが強くいつも交感神経が緊張していて心も体も休まらない人の特徴であり、自律神経のバランスに注意が必要な状態なのです。

動悸・息切れ・胸痛・息苦しい

動悸や息苦しい感覚

動悸、息切れ、息苦しい感覚、といった不調も自律神経の乱れが原因となって起こります。

  • 激しい運動をしているわけでもないのに動悸や息切れがする
  • 脈拍があがったり胸が苦しくなったり圧迫感を感じる
  • 呼吸をしても息が十分に吸えていないような感覚
  • 左胸がズキズキと痛くなったり、針で刺されたようにチクチクと痛い

もちろんこれらの不調にはいろんな原因がありますが、検査をしても異常がないのなら原因は自律神経の乱れかもしれません。

ストレスで交感神経が高まると筋肉が固くなり、その中を通る血管もぎゅっと細くなる。細くなった血管に酸素や栄養を流すために心臓がよいしょっ、よいしょっ、と必死にポンプを動かして血液を送り込む。

これが脈拍の上がった動悸の状態であり、血圧の高い状態であり、息苦しい状態なのです。

めまい・ふらつき

めまいやふらつきを感じる女性

めまいにはおもに2種類あります。

回転性めまい:
自分の体や天井やまわりがぐるぐる回るように感じるめまい。「目がまわる」という感覚ですね。耳がつまった感覚がしたり、聞こえづらくなったり、耳鳴りや吐き気をともなうこともあります。

回転性めまいは体のバランスをコントロールする三半規管などの「耳の異常」で起こることが多く、メニエールで起こるめまいもこの回転性めまいです。

そして、自律神経の乱れが原因でおこるめまいはこちらの「浮動性めまい」です。

浮動性めまい:
体がふわふわして地に足がついていないように感じる、体がふらついてまっすぐに歩けない、ゆらゆらして姿勢が保てない、というめまい。回転性めまいほど症状は強くありません。

疲労がたまっていたり精神的なストレスが強い生活によって自律神経が乱れることが原因で起こります。

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微熱が続く

微熱が続く女性

微熱が続くのはいろいろな原因で起こる状態。それに女性ならば、妊娠、生理、更年期によっても起こりうるものです。

しかしそういうわけでもないのに微熱が続くようなら、自律神経の乱れが原因かもしれません。

「微熱」とは体温が何度のことなのか曖昧な部分もありますが、目安として「37度~38度」と言われることがあります。

ただ、平熱が37度という超健康体の人にとって37度は平熱にしかすぎません。平熱が35度5分という低い体温の人にとっては38度は微熱ではなく高熱そのもの。

微熱が何度なのか、ということよりは、ご自身の平熱よりも1度高いのが微熱ととらえるのが適当ではないでしょうか。そして、検査しても異常がない、生理的な周期でもない、妊娠していない、更年期でもない、というのなら自律神経が原因の微熱ではないでしょうか。

顔がほてる・のぼせる

ほてりやのぼせに悩む女性

顔がほてる、のぼせるように暑くなる、夏でもないのに汗がタラタラ流れる、といった「ほてり」や「のぼせ」も自律神経の乱れが原因で起こる不調のひとつ。

ストレスを受けると交感神経が高まって筋肉がかたくなり、血流が悪くなります。

体全体に体温(熱)を運んでいるのは血液。その流れが悪くなることで、ある部分には熱が集まって「ほてり」や「のぼせ」が起き、ある部分には熱が行き届かなくて「冷え」が起こるのです。

具体的には・・・

  • 暑くないのに顔だけがほてる
  • 夏でもないのに顔から汗がタラタラ流れる
  • 手足は冷たいのに顔だけが赤くほてる

手足や体は冷えているのに顔だけが赤くぽっぽとほてるという「冷えのぼせ」の状態は、自律神経の乱れから起こる不調の特徴ですね。

冷え・寒気(さむけ)

冷えを感じる女性

冷えや寒気(さむけ)も自律神経の乱れからくる不調のひとつ。

ストレスで交感神経が優位になると、熱(体温)を運んでくれる血液の流れが悪くなって熱が行き届かない。これが冷えや寒気の原因です。

言い換えると「ストレスが冷えを作る」。ストレスが強ければ強いほど交感神経が高まって筋肉は固くなり、冷えも強くなります。

ストレスケアをするとともに、お風呂やマッサージやストレッチで筋肉をほぐすこと、体を温める食べ物や運動で熱を作ることが大切です。

精神的な症状(焦燥感・不安感・イライラ)

不安や落ち込みなどの不調

自律神経が乱れると、体だけでなく精神面にも不調があらわれることがあります。

  • 焦燥感(あせり)や不安感にかられる
  • ちょっとしたことでパニックになってしまう
  • 冷静になれない、落ち着かない
  • ささいなことにイライラしてしまう
  • 理由もなくなんとなく憂うつな気分になる
  • やる気が起きない
  • 落ち込んだり腹が立ったりと感情の起伏がはげしい

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」や「オキシトシン」を増やすことで、気持ちがおだやかになる、焦らず落ち着いて行動できる、やる気がおきる、能率があがる、といったメリットがあります。

セロトニンもオキシトシンもふだんの生活の小さな工夫で増やすことができます。下記ご参考になさってください。

自律神経からくる12の不調:まとめ

自律神経の乱れが原因で起こる12の不調について紹介しました。

疲れ、だるさ、ガチガチな体、浅い眠り、食欲不振、便秘や下痢、動悸、めまい、微熱、ほてり、冷え、焦燥感や不安感・・・。さまざまな不調もおおもとの原因は自律神経の乱れであることがおわかりいただけたと思います。

ストレスで交感神経が優位になりがちなことが現代人の共通点かもしれません。ストレスケアをする、副交感神経をはたらかせる工夫をするなど、毎日の生活で気をつけていきたいですね。

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