自律神経を整える方法6選!今スグできる方法をご紹介します!

自律神経を整える方法 自律神経

自律神経を整える方法をご存じですか?

いつもストレスを抱えている、気持ちが休まらない、いつも体が重い、ぐっすり眠れない・・・

ストレスからくる自律神経の乱れはあらゆる不調の根本的な原因となっています。

もし、毎日ストレスが多い、なんだか体の調子がいまひとつ、疲れがとれない、と感じているのなら自律神経を整えることが大切。

食べ物、飲み物、運動、ストレッチ、お風呂、呼吸法など、自律神経を整える方法はいろいろあります。その中から、今日からすぐできる方法をご紹介します。

自律神経を整える方法(1)食べ物

自律神経を整える方法:食べ物

食べ物も自律神経を整える方法のひとつ。食べ物で自律神経を整えることができるのはなぜでしょうか?

  • 緊張で食欲がない
  • ストレスで胃が痛い

大事なプレゼンや会議の前、結婚式などのスピーチの前など、緊張している時は食欲がわかない。でもプレゼンやスピーチが終わってホッとしたら食欲がわいてきた。

そんな経験、ありませんか?

これは、胃腸と自律神経が直結しているから。

交感神経(緊張・ストレス)が優位なときは、胃腸のはたらきが悪くなります。食欲が出ない、胃もたれする、便秘がち、お腹の調子が悪い、など。

副交感神経(回復・リラックス)が優位なときは、胃腸のはたらきが良くなります。食欲がわく、おいしく食べられる、お通じがスムーズ、お腹の調子がいい、など。

副交感神経が優位なら胃腸がよくはたらく。逆に言えば、胃腸のはたらきを良くすれば副交感神経が優位になって自律神経を整えることができる、ということなのです。

では、自律神経を整えるはたらきの高い食べ物を紹介します。

  1. 食物繊維の多い食べ物
  2. トリプトファンの多い食べ物
  3. 発酵食品
  4. ビタミンA・C・Eの多い食べ物
  5. 酸っぱいもの、辛いもの

食物繊維の多い食べ物

食物繊維は自律神経を整える食べ物の代表。デトックス、中性脂肪、血糖値ケアなどいろんな効果がある栄養素です。

食物繊維は「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があり、どちらも自律神経を整える効果が期待できます。

不溶性食物繊維:ごぼう、れんこん、玄米などに多いポソポソしたいわゆる「繊維質」。水に溶けずに胃や腸で水分を吸収して数倍から数十倍に大きくふくらんで腸を刺激。蠕動(ぜんどう)運動を活発にして、副交感神経を高めてお通じも促進してくれます。

水溶性食物繊維:海藻や果物に多いネバネバ・サラサラした成分。体のなかで水に溶けて、ゼリー状になって腸のなかをゆっくりと進みます。それだけ長い時間、副交感神経を優位にして自律神経を整えるのです。

では、 どんな食べ物に食物繊維が多く含まれているのか、具体的に紹介します。

野菜

切り干し大根、ごぼう、れんこん、おくら、だいこんの葉、かぼちゃ、にんじん、さといも、さつまいも、グリーンピース、たけのこ、小松菜、ほうれん草、とうもろこし、キャベツなど。

特に、切り干し大根やごぼうやオクラは不溶性と水溶性のバランスが良く、おすすめの野菜です。

果物

りんご、キウイフルーツ、バナナ、干しプルーン、柿、干し柿、干しいちじく、パイナップル、みかん、いちご、など。

りんご、キウイフルーツ、干しプルーンは不溶性と水溶性のバランスが良く、おすすめの果物です。

豆類

納豆、大豆、枝豆、きなこ、あんこ(あずき)、いんげん豆、厚揚げ、油揚げ、高野豆腐、など。

きのこ類

きのこ類には不溶性食物繊維が豊富。エリンギ、えのき、しめじ、しいたけ、まいたけ、なめこ、きくらげ、などがおすすめです。

海藻

海藻には水溶性食物繊維が豊富。寒天、ところてん、こんぶ、わかめ、もずく、ひじき、など。

穀物類

大麦(押麦)、オートミール(オーツ麦)、雑穀、アマランサス、玄米、小麦ふすま、そば、など。

トリプトファンの多い食べ物

トリプトファンの多い食べ物

トリプトファンとは必須アミノ酸のひとつ。幸せホルモン「セロトニン」の材料となる栄養素で、自律神経を整えるはたらきがあります。

セロトニンが十分にあると、ストレスに強くなってリラックスできて感情もおだやかに。やる気も出てきますし、寝つきも良くなり眠りも深くなるのです。

トリプトファンは体内で作ることができません。自律神経を整えるためには食べ物からしっかり摂り入れましょう。

肉類

牛のレバー、豚のロース、鶏むね肉、鶏もも肉など。

魚介類

かつお、まぐろ、いわし、ブリ、すじこ、いくら、明太子など。

豆類

大豆、納豆、枝豆、とうふ、豆乳、味噌、しょうゆなど。

果物

バナナ、アボカド、キウイフルーツなど。

その他

牛乳、チーズにもトリプトファンが含まれています。

発酵食品

腸内環境を整えると腸のはたらきが活発になり、腸と関係の深い自律神経を整えることにつながります。

腸内環境を整えるのに効果的な食べ物が「発酵食品」。発酵期間が長い物ほどその効果は高くなります。

納豆、漬け物、ぬか漬け、キムチ、ヨーグルト、甘酒、味噌、塩こうじ、乳酸菌などの発酵食品も活用してはいかがですか?

ビタミンA・C・Eの多い食べ物

ビタミンA・C・Eの多い食べ物

ストレスは交感神経を優位にするだけでなく、不調や老化の原因となる「活性酸素」も発生させます。

ストレスから体を守って活性酸素も退治するのが「ビタミンエース(ACE)」と呼ばれるビタミンAとCとE。食べ物からしっかり補給しましょう。

ビタミンAは、レバー・うなぎ・あなご・緑黄色野菜・たまご・乳製品などに。ビタミンCは、果物・野菜・緑茶などに。ビタミンEは、植物性オイル・緑黄色野菜・魚・魚卵・ナッツ類に、多く含まれています。

ビタミンA・C・Eの多い食べ物、まとめてご紹介すると・・・

肉類

鶏肉のレバー、豚肉のレバー、レバーペースト、牛肉のレバーなど。

魚類

うなぎ、銀だら、あなご、めかじき、はまち、さばの水煮缶、いかの塩辛、あゆ、しらす、ししゃも、いくら、すじこ、たらこ、明太子など。

野菜

にんじん、かぼちゃ、ほうれんそう、小松菜、だいこんの葉、枝豆、ブロッコリー、ゴーヤ、じゃがいも、さつまいも、赤ピーマンなど。

果物

キウイフルーツ、柿、いちご、バナナ、ネーブルオレンジ、デコポン、レモン、パパイヤ、アセロラ、グァバ、ゆず(果皮)など。

植物性のオイル

サフラワーオイル(紅花油:べにばなゆ)、コーンオイル(コーン油)、菜種油(なたね油)など。

ナッツ

アーモンド、ヘーゼルナッツ、ひまわりの種、松の実、かぼちゃの種など。

その他

たまご(特に卵黄)、生クリーム、チーズ、バター、ひじき、焼きのり、緑茶など。

酸っぱいもの、辛いもの

酸っぱいものも辛いものも体にとっては実は「イヤなもの」。そのイヤなものが体のなかに入ってくると、

「キャーッ、イヤなものが入ってきた!早く体から出さなきゃ!」

と、胃腸を活発にはたらかせて早く体から排出しようとします。

胃腸を活発に動かすためには副交感神経を優位にしなければなりません。こうして必然的に自律神経を整えることになるのですね。

酸っぱいもの

お酢、レモン、かぼす、すだち、グレープフルーツなど。お酢のドリンク、酢の物、おかずにお酢をかける、レモンのドレッシング、柑橘系のジュースなどが手軽ですね。

辛いもの

キムチ、カレーライス、麻婆豆腐、担々麺、大根おろし、とうがらし、しょうが、などがいいですね。

*-*-*-*-*

食べ物で自律神経を整える方法として、食物繊維、トリプトファン、発酵食品、ビタミンA・C・E、酸っぱいものと辛いものをご紹介しました。

次の自律神経を整える方法は飲み物。9つの飲み物をご紹介します。

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自律神経を整える方法(2)飲み物

自律神経を整える方法:飲み物

飲み物にも、自律神経を整える方法として効果的なものがあります。身近でおすすめの飲み物を9つ紹介します。

ハーブティー

リラックスできる飲み物といえばハーブティー。自律神経を整えるものも多くあります。

なかでもおすすめのハーブティーは、カモミール、ラベンダー、パッションフラワー、レモンバーム。

カモミールは、ジャーマンカモミールでもローマンカモミールでもOK。香りや味の好みで選びましょう。ラベンダーは不安やイライラを静めて眠りを誘います。

パッションフラワーは不安や緊張をやわらげるハーブティー。女性に特有の毎月の悩みからくるイライラや不快感も静めてくれます。

レモンバームはストレス・イライラ・緊張を静めます。不安や落ち込みから前向きな気持ちにしてくれるはたらきも。お腹の調子を整える、冷え性改善、アンチエンジングにも効果的です。

ジャスミン茶

ジャスミンの香り成分は自律神経を整えることでイライラや緊張をやわらげてくれます。

お茶(緑茶)の旨味成分「テアニン」にもリラックス効果があって、イライラをやわらげ、気持ちが穏やかにして、集中力を高めてくれます。

女性特有の毎月の悩みにも効果的。ホルモンバランスを整えて毎月の心と体の悩みをやわらげてくれるでしょう。

ただ、カップ1杯で比べるとコーヒーの3分の1ほどのカフェインが含まれています。摂りすぎには気をつけてください。

ココア

ココア

ココアに豊富なギャバ(GABA )に自律神経を整えるはたらきがあると言われています。ストレスが強い、イライラする、不安で眠れない、といった時はギャバの豊富なココアがおすすめです。

ココアには豆乳や牛乳を。

豆乳や牛乳には「トリプトファン」が豊富。幸せホルモン「セロトニン」の材料となる成分ですね。体内でセロトニンが作られると、その15時間後には眠りのホルモン「メラトニン」に変化して寝つきと深い眠りをサポートします。

夜に豆乳や牛乳を飲んだからといって眠りへの即効性はありませんが、体内にトリプトファンを摂り入れておくことで、セロトニンづくり、メラトニンづくりがスムーズにおこなわれます。

トマトジュース

トマトも自律神経を整えるギャバが豊富に含まれている食べ物。トマトを食べるのも効果的ですし、飲み物としてのトマトジュースもおすすめです。

トマトジュースが苦手な方は、トマトの入った野菜ジュースを飲むのもおすすめな方法。かぼちゃやきゅうりもギャバが豊富なので、野菜ジュースでもギャバを効果的に摂り入れることができます。

バナナジュース

トリプトファンが豊富なバナナのジュースも効果的。幸せホルモン「セロトニン」が十分に作られます。

セロトニンは、朝起きて日光を浴びた瞬間から体のなかで作られ始めます。バナナを食べるのも、バナナジュースを飲むのも、朝のタイミングが効果的です。

豆乳

大豆などの豆はトリプトファンが豊富。豆乳にもトリプトファンが多くふくまれています。

豆乳だけ飲むのもいいですし、ギャバの多いココアと一緒に「豆乳ココア」にして飲むのもおすすめです。

甘酒

自律神経を整える甘酒

甘酒は発酵食品でもありギャバの多い飲み物でもあります。

また、ビタミンB群のうちの1つ「パントテン酸」も豊富。パントテン酸は、ストレスから心と体を守ったり、ストレスに強い体づくりをサポートするので、自律神経を整える効果が期待できますね。

甘酒には「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類。

米麹甘酒は「飲む点滴」と呼ばれ、特に疲労回復や美肌に効果的。砂糖やアルコールは入っていません。

酒粕甘酒は、麹カビと酵母菌の2つの発酵の力で栄養価が非常に高く、寝つきやダイエットに効果的。砂糖やアルコールが入っています(アルコールは1%未満)。

どちらも栄養豊富で自律神経を整えるはたらきが期待できます。疲れが気になるのなら米麹甘酒を、寝つきや眠りを改善したいのなら酒粕甘酒がいいのではないでしょうか。

白湯

白湯もおすすめ。胃腸が活発に動いて副交感神経を優位にしてくれます。

白湯を飲む最適なタイミングは・・・

  • 朝起きた時
  • 食事の30分ほど前
  • 食事と食事の間
  • 夜寝る前

一口一口、ゆっくりと飲みましょう。体が温まって代謝もアップ。血流もよくなってデトックス効果も期待できるでしょう。

杜仲茶

杜仲茶(とちゅうちゃ)とは、杜仲という木の葉から作られたノンカフェインのお茶。

特徴的な成分「ゲニポシド酸」には、緊張をやわらげてリラックスを高めて自律神経を整えるはたらきがあります。生活習慣病の予防、便秘解消、冷え性改善、ダイエットにも効果が期待できます。

*-*-*-*-*

飲み物で自律神経を整える方法として、ハーブティー、ジャスミン茶、ココア、トマトジュース、バナナジュース、豆乳、甘酒、白湯、杜仲茶の9つの飲み物を紹介しました。

次の自律神経を整える方法は運動。はげしい運動ではなく身近ですぐ始められる方法をご紹介します。

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自律神経を整える方法(3)運動

自律神経を整える方法:ジョギングをする女性

15分20分と歩いたり、散歩やウォーキングをするなど、ふだんから体を動かしていますか?

あまり体を動かしていない人は自律神経が乱れがち。デスクワークならなおさらです。

運動すると、普段あまり動いていない筋肉も動かされてほぐれていくので、体の流れが良くなります。

運動には自律神経を整える効果がありますが、なにをするか、いつするか、どのくらいするか、によって逆効果になることも。

そこで、自律神経を整える運動とNGな運動、おこなうタイミングなどについて、わかりやすくお伝えします。

自律神経を整える運動とは?

リズム運動

リズム運動とは、一定のリズムで同じ動きをくりかえすもの。てくてく歩く散歩やウォーキング、タッタッタッと走るジョギング、スイスイスイと泳ぐ水泳などです。

メリットはこちら。

  • 自分のペースでできる
  • 自分の好きなタイミングでできる
  • 左右均等の動きなので、体がゆがまない
  • セロトニンの分泌がより活発になる

最初は散歩から

ふだん運動していないのなら、まずは散歩から始めましょう。

散歩する時間をわざわざ作らなくても大丈夫。 「ちょっと離れたスーパーに歩いて行ってみよう」など、楽しみの中に散歩を取り入れてみるのがおすすめです。

ヨガ

ヨガも自律神経を整えるのにとても効果的な方法。

  • 呼吸を整える
  • 全身の筋肉を使う(ふだん使わない筋肉も鍛える)
  • 筋肉の緊張をやわらげる
  • 姿勢がよくなる(体のゆがみが改善する)

このようにヨガは自律神経を整える効果が期待できます。

NGな運動とは?

激しい運動はかえって交感神経を活性化させてしまうので逆効果。「ハァハァ」と息切れするほどの激しいものは控えましょう。

フットサル・テニスといったスポーツよりも、散歩・ウォーキング・ジョギングなどがおすすめ。あくまでも気持ちいいと感じる程度のほうが自律神経を整えるのですね。

どのタイミングが効果的?

もっとも効果的なタイミングは「夕食後」です。

おこなうのは軽い運動。散歩、ウォーキング、ゆっくりのジョギング、プールの中を歩く、などです。

夕食後は副交感神経が優位に向かっていくタイミング。筋肉もほぐれやすくて血流も良くなります。

特に、デスクワークの人の疲れは「体を使わなかったこと」による疲れ。疲労回復には体を休ませることではなく、散歩やウォーキングで足を動かすことが効果的なのです。

ヨガも夜(夕食後)の時間帯がおすすめ。呼吸が整い筋肉がほぐれて血流が良くなるので、寝つきや眠りも良くなります。

朝もおすすめ

朝、日光を浴びながらの散歩も「体内でのセロトニン作り」が促進されるのでおすすめ。体内時計も自律神経も整える効果が期待できます。

ただ朝はまだ気温も低く筋肉もまだ固い状態。短時間の散歩などごく軽めにしましょう。

時間は20分程度が目安

散歩もウォーキングも20分程度が目安。あまり短い時間ですと自律神経を整える効果が期待できません。

20分間を目安に、無理することなく「気持ちいいと感じる時間だけ」体を動かすのが一番ですね。

自律神経を整える方法としては、リズム運動やヨガが効果的。タイミングは夕食後。20分程度はおこなうのがおすすめ、ということをお伝えしました。

次は、ストレッチで自律神経を整える方法を紹介します。

自律神経を整える方法(4)ストレッチ

ストレスが多いと交感神経ばかりがはたらくので、筋肉はガチガチに固くなります。デスクワークならなおさら筋肉が硬直しがち。

固くなった筋肉を伸ばしてほぐすストレッチは、自律神経を整える方法として効果大。正しい方法こだわらずに、体を伸ばしたりひねったりして、固くなった筋肉をほぐしてあげましょう。

タイミングはお風呂あがりと寝る前

おすすめのタイミングは「お風呂あがり」と「夜寝る前」。

お風呂あがりは筋肉がほぐれています。そのタイミングでストレッチをするとさらにほぐれて気持ちよく副交感神経を高めてくれます。

そして寝る前にもう一度ストレッチ。このタイミングでまた筋肉がほぐれると、寝つきもよく、眠りも深くなります。

朝のストレッチは筋肉を傷めることも

朝起きてまずストレッチ、という方も多いでしょう。

でも朝はまだ筋肉が固い状態。このタイミングでちょっと無理すると筋肉を傷めてしまうことにもなりかねません。

朝おこなうのなら、体をグーッと伸ばす「静的ストレッチ」ではなく、ラジオ体操のように動かしながらほぐしていく「動的ストレッチ」をおこないましょう。

4つの簡単ストレッチの方法については別の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
自律神経を整える4つの簡単ストレッチ!やり方、タイミングは?

次の自律神経を整える方法はお風呂の入り方。お風呂に入る前にすること、湯船の温度、湯船のつかり方、お風呂あがりにすることなど、お伝えします。

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自律神経を整える方法(5)お風呂

自律神経を整える方法:お風呂に入る女性

お風呂の時間は治療タイム。起きている時間の中でもっとも副交感神経を優位にしてくれるのがお風呂です。

そのお風呂も入り方次第で効果は雲泥の差。かえって交感神経を優位にしてしまうこともあるんです。

そこで、お風呂の前にすること、お湯の温度、湯船のつかり方、お風呂あがりにすること、など自律神経を整えるお風呂の入り方をお伝えします。

お風呂の前にすること

  • コップ1杯の水か白湯を飲む(お風呂に入る15分前)
  • お風呂で飲むための水を用意する
  • 湯船にゆったりつかるための楽しみを用意する

お風呂では300~500mlの汗をかくとも。水分補給していないと血液がドロドロに。湯船にものんびり入っていられません。

水を飲んで15分たつと血液サラサラに。入浴の15分前にはコップ1杯のお水か白湯を飲みましょう。

お風呂の中でも飲めるようにお水を用意しましょう。音楽やDVDや本やアロマオイルなども、のんびりリラックスしながら湯船につかるためにおすすめです。

お風呂の入り方(いつ入る?湯温は?つかり方は?)

次は、お風呂に入るタイミング、湯温、つかり方などの具体的な方法についてです。

お風呂に入る女性

お風呂に入るタイミング

夕食後1時間以上たっていて、 寝る時間より1時間半から2時間前が効果的。

夕食後すぐは体に負担なのでNG。またお風呂あがりに体温がすーっと下がりながら眠気がやってきます。それがお風呂から出て30分から60分後。寝る60分前にお風呂から出るよう調整しましょう。

湯船のお湯の温度

自律神経を整えるお湯の温度は、すこしぬるめの39度から41度。42度を超えると交感神経が優位になってしまいます。

すこしぬるめのお湯にゆったりつかって、じっくりと体温を上げながら副交感神経をはたらかせましょう。

湯船につかる時間

湯船につかる時間の目安は15分間。

前半は肩までしっかりつかる全身浴。後半はお腹のあたりまでつかる半身浴。この方法が副交感神経を高める入り方。逆に15分間ずっと全身浴にすると、かえって血行が悪くなることもあるのです。

半身浴をするために途中で湯船のお湯を抜く必要はありません。やや少なめにお湯をはって、体の姿勢を変えながら全身浴と半身浴をしましょう。

お風呂あがりにすること

  • コップ1杯の水を飲む
  • ストレッチでさらにほぐす
  • ハーブティーや音楽や読書でゆったり
  • スマホ、パソコン、テレビはNG!

お風呂あがりは汗をかきながら体温を下げていきます。しっかりと水分を補給しましょう。

筋肉がほぐれているお風呂あがりはストレッチの絶好のタイミング。関節や筋肉をさらにほぐしてあげましょう。この時も痛いところまで伸ばさずに、気持ちいい程度にしてください。

さて、最後に紹介する方法は呼吸法。かんたんにできて場所も選ばないのでぜひ取り入れてみてください。

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自律神経を整える方法(6)呼吸法

自律神経を整える方法:呼吸法をおこなう女性

呼吸はすばやく自律神経を整えることができる貴重な方法。ほんの1~2分でも交感神経の緊張をやわらげて、心をリラックスさせることができます。

ご紹介する方法はとても簡単。今すぐできて時間もかからず、自宅でもオフィスでも通勤中でも大丈夫です。

では、緊張した心と体をやわらげる『自律神経を整える呼吸法』の効果、やり方をわかりやすくお伝えします。

息を吐くと副交感神経に

呼吸のしかた次第で自律神経を整えることができます。

息を吸うときは交感神経が優位になり、息を吐くときは副交感神経が優位になります。

驚いた時に「ハッと息をのむ」ことありませんか?事態にすぐ対応する交感神経を優位にして筋肉を緊張させているのです。

反対に、温泉につかった時やホッとした瞬間「はぁ~っ」と深く息を吐きませんか?心身ともにリラックスして副交感神経が優位になった状態ですね。

自律神経を整えるためには「息を吐くこと」が大きなポイントということです。

自律神経を整えるのは腹式呼吸

呼吸の方法は「胸式呼吸」と「腹式呼吸」の2種類。そのうち自律神経を整えるのは「腹式呼吸」です。

胸式呼吸とは?

胸式呼吸は「交感神経」を優位にする呼吸法。仕事中、運動中、活動中など、呼吸に意識していない時は自然にこの呼吸法になっています。浅い呼吸になっていて血流も滞りがち。自律神経も乱れてしまいます。

腹式呼吸とは?

腹式呼吸は「副交感神経」を優位にする呼吸法。息を吸うとお腹がふくらんで、息を吐くとお腹がへこむ。のんびりしている時やリラックスしている時は、自然と腹式呼吸になっています。

自律神経を整える呼吸法も「腹式呼吸」でおこないます。

自律神経を整える呼吸法のやり方

自律神経を整える呼吸法のやり方をお伝えします。この方法のポイントは腹式呼吸でゆっくり息を吐くことです。

【1】イスに深く座ります。背すじを軽くスッと伸ばして、まっすぐ前を向いて、目を閉じます。

【2】まずは口からゆっくりと息を吐きます。1メートル向こうにあるローソクの火を消すイメージで、口をつぼめて「フゥゥゥーッ」と細く長く吐きましょう。お腹をへこませながらお腹のなかの空気をすべて吐きだしましょう。

【3】次に鼻からゆっくりと息を吸います。お腹がだんだんとふくらみながら空気が入っていくイメージですね。おへそに手をあてながらおこなうとお腹がふくらんでくることが意識できます。

【4】目安として、8秒かけて口から息を吐き、4秒かけて鼻から息を吸う。これくりかえしていきます。

時間があれば何回かくりかえしましょう。呼吸法のしかたも上達しますし、自律神経を整える効果も高まってきます。

通勤中なら立ったままの姿勢で。寝る前なら布団の中で仰向けになって。1~2分のすきまの時間を見つけたら、この自律神経を整える呼吸法をやってみてください。

自律神経を整える方法:まとめ

自律神経を整える方法として、食べ物、飲み物、運動、ストレッチ、お風呂、呼吸法の6つの方法を紹介しました。

  • 食べ物:食物繊維、トリプトファン、発酵食品、ビタミンACE、酸っぱいものや辛いもの
  • 飲み物:ハーブ、ジャスミン、ココア、トマトジュース、バナナジュース、豆乳、甘酒、白湯、杜仲茶
  • 運動:散歩、ウォーキング、ジョギング、ヨガ、夕食後に20分間
  • ストレッチ:気持ちのいい程度に伸ばす、お風呂あがりと寝る前に
  • お風呂:夕食から1時間後、41度のお湯、全身浴と半身浴で15分
  • 呼吸法:腹式呼吸で口からゆっくり吐いて鼻から吸う

ストレスの多い毎日。自律神経を整える方法をふだんの生活に取り入れることはとても大切です。

私たち現代人の不調の大きな原因のひとつは ストレスによる自律神経の乱れ。

交感神経ばかりはたらいて、体はかたく緊張して流れが悪くなり、首こり、肩こり、体が重い、ぐっすり眠れない、疲れがとれない、などさまざまな不調をかかえてしまいます。

副交感神経をはたらかせる工夫はいろいろありますが、マッサージで軽くなったりつい眠ってしまうように、体をほぐすことはとても効果的。

ストレッチしたり、軽い運動をしたり、深呼吸したり、41度以下のお風呂に15分ゆったりと入ったり、自分でもんであげたり。こまめにほぐしてくださいね。

また 自分でより深く体をほぐす方法もあります。自宅で簡単、誰でもすぐできる方法ですので、あわせてご覧ください。
簡単に自宅で体をほぐす方法 ~しっかりほぐれてラクラク~

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