ストレスに対して弱い人と強い人。あなたはどちらですか?
同じことを言われても、落ち込んでしばらくクヨクヨしてしまう人もいれば、軽く聞き流してへっちゃらな人もいます。
ストレスに弱い人と強い人。性格的にはどんな特徴や違いがあるのでしょうか?
ストレスに弱い人の性格の特徴
ストレスに弱い人には性格的にこんな特徴があります。
- 几帳面、完璧主義、責任感が強い
- まわりに合わせて自分を我慢する
- 感受性が高い、神経が細やか
- ささいなことが気になる
- 親にたよりがち、他人に頼りがち
これらの5つの特徴について、すこしくわしくお伝えします。
几帳面、完璧主義、責任感が強い
細かいところまできっちりやらないと気がすまない。人から頼まれたことはイヤとは言わず責任をもっておこなう。
妥協しないで完璧を目指すために1つのことに時間がかかって忙しくなる。うまくいかないと自分には能力がないなどと責めてしまう。
まわりに対しても完璧主義を求めてしまうので、まわりの人の不十分なところをほおっておけず、自分がやってしまって、結局多くのことを抱え込んでしまう。
手を抜くことができない性格の人は結果的にストレスがたまりやすく、ストレスに弱くなりがちな特徴があります。
まわりに合わせて自分を我慢する
飲み会に行きたくないのに断れずに行く。一次会で帰りたいのに二次会に行く。自分はあまり食べていないのにまわりにゆずってしまう。
パスタが食べたいのに言いだせず、まわりに合わせてみんなと和食を食べにいく。
自分の気持ちを我慢してまわりに合わせているのに、まわりはそれに気づいていない。そんなまわりに合わせている自分がバカらしくなってきますよね?
でもついまわりに合わせてしまって自分の気持ちをおさえてしまう。
まわりの人に喜んでもらいたいという優しさから自分の気持ちをおさえているのですが、あまり続くとストレスもたまってしまいますね。
感受性が高い、神経が細やか
普通の人なら少し悲しむ程度のできごとでもとても悲しい気持ちになったり、思いつめて深く落ち込んでしまったり。
いろんなことを感じ取ってしまう性格がゆえに、ストレスをためてしまうことにもなります。
ささいなことが気になる
相手のなにげない一言がずっと気になったり、くよくよ考えたり。ささいなことが気になってイライラしたり、落ち込んだり。
小さなストレスが積み重なっていくのがこの性格の特徴です。
親にたよりがち、他人に頼りがち
相手からの愛情を強く求めがちな、依存心の強いタイプ。このことを自分自身が自覚していない人も多いかもしれませんね。
そんな人は、相手から愛情が感じられなかったり認めてもらえなかったり自分を受け入れられないと、大きなストレスとなります。
依存の対象は、親、夫、妻、上司、同僚、友達、ちょっとした知り合いにまで。
また「人」に依存するばかりではなく「仕事」自体に依存をしてしまうケースもあります。
長期休暇などの休日に何をしたらいいかわからなくて落ち着かない。定年退職したとたんに自分の存在意義を失って、強いストレスになる。
「肩書きや地位」に依存する性格の人も、その地位を失ったとたんに大きなストレスを感じるようになることもあります。
※参考サイト:国立精神・神経医療研究センター~こころの情報サイト「ストレスとセルフケア」、厚生労働省 e-ヘルスネット「ストレス」
以上、ストレスに弱い人の性格の特徴を5つ紹介しました。
では次に、ストレスに強い人の性格にはどんな特徴があるのか、お伝えします。
ストレスに強い人の性格の特徴
ストレスに強い人の性格にはどんな特徴があるのでしょうか?
気持ちを切りかえられる
仕事で注意されたり、ママ友からイヤなことを言われたり。生活をしていれば珍しいことではありません。
そんな時にいつまでも気にするのではなく、すぐに気持ちを切りかえられる性格ならストレスもたまりません。
上司に注意されても
「部長はごちゃごちゃうるさい!どうせ奥さんになんか言われたんじゃないの!?ほっときゃいいわよ!」
なんて思えるくらいなら大丈夫ですね。
まわりの目を気にしない
自分がまわりからどう思われているか、を気にしない人はストレスにも強いでしょう。
若い頃はまわりの目が気になるのは仕方ないかもしれません。でも40歳を過ぎたらそろそろいいのでは……
まわりの目を気にして毎日過ごすほど、人生は長くはありません。
感情を表に出せる
自分の気持ちを表に出せる人、口に出せる人はストレスをためにくくなります。
自分の気持ちを口に出すことは相手を否定することとは違います。
パスタを食べに行かない?と言われた時に「私は和食がいいな~」と言ったってけんかにはなりませんよね?あとはどっちにしようか二人で決めればいいだけです。
以上、ストレスに弱い人と強い人の性格の特徴についてお伝えしました。