「夏は疲れやすい」ってイメージ、ありませんか?
ぐっすり眠った気がしない、昨日の疲れが取れていない、朝から体が重たい、だるい、食欲がない、胃がもたれる、……
そんな夏の体調不良の原因は自律神経。
このページを読むと
- 夏に自律神経が乱れる原因はなぜ?
- 体調不良にならないためにはどうしたらいい?
といったことがはっきりわかります。すぐできる対策を参考に、暑い夏を元気に快適に過ごしましょう!
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夏に自律神経が乱れる原因
夏の体調不良の原因は自律神経の乱れ。
ではなぜ夏に自律神経が乱れやすいのかというと、
外と中の温度差です!
人間は恒温動物。暑い夏も寒い冬も体温は同じ。夏は体温が35度だけど冬は15度なんてこと、ないですよね?
自律神経は外の暑さや寒さからの影響を調節して、体温を一定に保っているのです。
でも夏の時期。
外に出れば35℃の猛暑。中に入ればクーラーで25℃の涼しい室温。
この温度によって自律神経が疲弊してしまいます。
私たちの活動と休息をコントロールする自律神経。
日中にスムーズに活動できるのも、
睡眠中に疲れを回復できるのも、
自律神経が正しくはたらいているからこそ。
自律神経が疲弊してしまえば、日中は「だるおも」で気持ちよく動けませんし、睡眠中も疲労回復や体の修復が十分に進まずに朝をむかえてしまう。
これがつもりつもって、
体調不良が現れてくるのです。
とはいえ……
職場のクーラーを切ることも、
スーパーのクーラーを切ることも、
できません。
そこで、体調不良を起こさないために私たちがすぐできる6つの対策を紹介します。
体調不良の6つの対策
夏の体調不良を起こさないためのスグできる6つの対策を紹介します。
生活のリズムを整える
生活のリズムが整えば体内時計も整って、自律神経も整います。
お休みだからといっていつもより2時間遅く起きたり、中途半端な時間に食事をしたり、夜更かしをしたり。
これでは体内時計も自律神経も乱れてしまいます。
起きる時間、寝る時間、
朝ごはんの時間、夕ごはんの時間、
お風呂に入る時間……
平日も休日も関係なく、それぞれの時間を合わせて生活のリズムを整えましょう。
また、朝起きたら太陽の光を浴びるのも体内時計を整える大切なポイント。
朝の太陽で活動モードのスイッチがONになるからこそ、夜眠るタイミングでOFFになって、寝つきも睡眠の質も高まります。
体を冷やさない
- 冷たいものの飲みすぎ
- 湯船ではなくシャワーだけ
- 家でもすぐにクーラーをつける
- 近くなのに車で行く
- クーラーかけながら半ズボンで寝る
あてはまること、ありませんか?
暑いからといって体を冷やすと内臓のはたらきはガタ落ちに。
新陳代謝も体内酵素のはたらきも低下するので体調不良にもなりかねません。
なるべく温かいお茶や白湯を飲むようにしたり、お味噌汁などの発酵食品で体の中を温める。
家ですぐにクーラーをかけずに、扇風機や冷感タオルなどで涼をとる。
近くに出かけるなら車ではなく自転車や歩きで出かけてしっかり汗をかく。
クーラーをかけて寝るのなら足首まである長ズボンにしてふくらはぎを冷やさない。
暑い夏だからこそ体を冷やしてしまうのが体調不良の原因に。夏こそ体を温めることを心がけましょう。
夕方に散歩・ウォーキング
夕方は1日の中でもっとも体温が高い時間帯。軽い運動でさらに体温を上げましょう!
特にデスクワークの方の疲れは、体を動かさないことが原因の疲れ。
その疲労回復のポイントは体を動かすことです。
夕食後がおすすめですが、会社帰りに1駅手前で降りて20~30分歩くだけでも十分です。
シャワーではなくお風呂
夏はシャワーだけですます人も多いのではないでしょうか?
でもシャワーだけで済ますと、活動モードである交感神経が活性化されてしまいます。
体調不良を改善したり疲労を回復するのは副交感神経。起きている時間のなかでもっとも副交感神経が活性化するのは湯船につかっている時間です。
暑い夏でも湯船の温度をすこしぬるめに工夫して、ゆったりとつかりましょう。
湯温は39~41℃ほど。湯船に15分ほどつかりますが、前半は全身浴で後半は半身浴。体や頭を洗ったらまた同じように湯船に15分。
お風呂に入る前、お風呂の中、お風呂あがりには水分補給を忘れずに。
10~20分の昼寝
夏はクーラーをかけて寝ても体が疲れてしまったり。クーラーをかけずに寝れば寝苦しくて熟睡できなかったり。
夏の睡眠不足はしかたがない部分があるかもしれません。
そこでランチの後の昼寝でリフレッシュ!座ったままの姿勢で10~20分昼寝しましょう。
短時間の昼寝でもその効果は夜の睡眠の3倍とも。頭と体を休息させれば午後の活動の能率もアップします。
体をほぐす
体調不良を感じる方の共通点は筋肉が固くなっていること。
精神的なストレスが多かったり、体への負担が大きかったり。それが交感神経ばかり活性化させることで、慢性的に筋肉がかたい状態になります。肩や首がコリコリ、背中やふくらはぎがパンパンな状態ですね。
自分で肩や腕やふくらはぎなどを揉みほぐしたり、デスクワークしながらかかとやつま先を上げ下げしたり。伸びや腕を回して肩甲骨まわりも動かしましょう。
体をゆるめる天然由来の全身用ジェル「プアーナ」をお使いなら、首・肩・腕・ふくらはぎなどにこまめに塗ってください。
まとめ
夏の体調不良を予防して元気に過ごすための6つの対策をお伝えしました。
- 生活のリズムを整える
- 体を冷やさない
- 夕方に散歩・ウォーキング
- シャワーではなくお風呂
- 10~20分の昼寝
- 体をほぐす
夏の体調不良を予防するポイントは自律神経。職場などで体が冷えてしまうからこそ、食べ物・飲み物で温めて、体を動かして、元気に夏を乗り切りましょう!