大根おろしとしらすの食べ合わせはNG!簡単な解決法もご紹介!

大根おろしとしらす

大根おろしとしらすの食べ合わせ。定番ですよね?おかずとしても、お酒のつまみとしても最高ですが……

ご存じでしたか?

大根おろしとしらすの食べ合わせ、実は、良くないんです。

この内容を読めば、

  • 大根おろしとしらすの食べ合わせがなぜ良くないの?
  • 一緒に食べても大丈夫にする簡単な解決策は?

が手に取るようにわかります。これであなたも食べ合わせの悪さを解消して、大根おろしとしらすをおいしく一緒に食べられるようになりますよ。

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この記事は栄養補助食品の販売をはじめ健康業界に20年以上携わる健康通販(株)ナチュラルハーモニー代表の斉藤豊が執筆しました。

大根おろしとしらすの食べ合わせがダメな理由

大根おろしとしらすの食べ合わせはNG!

しらすには「リジン」という大切な栄養素が含まれています。また大根おろしには「リジンインヒビター」という酵素が含まれています。

大根おろしとしらすを一緒に食べると、大根に含まれるリジンインヒビターという酵素がしらすに含まれるリジンの吸収をさまたげてしまうのです。

つまりは、大根おろしがしらすの栄養のジャマをするということですね。

しらすの栄養「リジン」とは?

しらすに含まれる「リジン」とはどんな栄養素なのでしょうか?

リジンは必須アミノ酸の1つ

リジンは私たちの体に必要な必須アミノ酸のうちの1つ。体のたんぱく質のなかに約2~10%含まれています。

魚類全般・肉・大豆製品などに多いですが、穀物(米・小麦など)にはあまり含まれていません。

ですのでリジンが不足しやすい人は、

  • お米やパンや麺類など炭水化物をたくさん食べる人
  • 肉や魚をあまり食べない人
  • 野菜中心の食生活の人

ちなみに……

必須アミノ酸とは

私たちの体は頭の先から足の先まで「たんぱく質」で作られています。

たんぱく質は20種類のアミノ酸からできているのですが、その中の9種類は体のなかで作ることができません。

必須アミノ酸とは、体のなかで作れないため食べ物から摂らなければならない9種類のアミノ酸のこと。

「体のなかで作れないから食べてね!」というアミノ酸ですね。

※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「アミノ酸

ではこの必須アミノ酸のひとつ、リジンにはどんなはたらきがあるのでしょうか?

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リジンの8つの効果

しらすに含まれるリジン。次のはたらきがあります。

  • 疲労回復
  • 集中力を高める
  • 体を修復する
  • 成長をサポートする
  • 肝機能を助ける
  • 肌にうるおいを与える
  • 美しい髪をつくる
  • 脱毛を改善する

このように健康面や美容面などに効果満載のリジン。大根おろしとしらすを一緒に食べるとその吸収が妨げられてしまうのです。

でもリジンの吸収をさまたげることなく、大根おろしとしらすを一緒に美味しく食べる簡単な方法があるのです。

その方法は……

大根おろしとしらすを一緒に食べる簡単な解決法

大根おろしとしらすを一緒に食べる方法。それは……

大根おろしとしらすに「酢」や「柑橘類」をかけて食べること。

  • 醤油のかわりにポン酢やゆずポンをかける
  • 柑橘系のドレッシングをかける
  • 柑橘系のくだものを絞ってかける

しらすに含まれるリジンの吸収を妨げようとする大根おろしのはたらきを、お酢やかんきつ類がおさえてくれるのです。

ポン酢をかけたり、ゆずドレッシングをかけたり。

たったこれだけの方法でしらすの「リジン」をムダにすることなく、しっかり吸収しながら大根おろしを美味しく食べることができます。

大根おろしとしらすにはポン酢やゆずポン。ぜひ試してみてください。

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執筆者プロフィール
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養学を学び栄養補助食品の販売業務に従事。以来、健康食品・健康器具の販売など10年の業務経験とともに整体師から自律神経などを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
内科医・医学博士の堀田忠弘先生監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」、リラックスジェル「プアーナ」など天然由来成分100%の健康商品の販売で18年目を迎える。

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