ゴールドキウイの栄養がすごい!1個あたりの栄養価と8つの効果

ゴールドキウイに多い栄養素は?

ゴールドキウイといえばビタミンCの宝庫。グリーンキウイの2倍で、身近な食べ物のなかでもトップランクの含有量です。

ほかにも栄養も効果もぎっしり。どんな栄養が多いのか、ご存じですか?

これからお伝えする内容を読むと、

  • ゴールドキウイに多い栄養は?
  • 1個食べると1日分の栄養の何%が摂れる?
  • ゴールドキウイの効果は?
  • どんな人こそ食べるといいの?

といったことが手に取るようにわかります。
ゴールドキウイの栄養を上手に活用して元気な毎日を過ごしましょう。

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この記事は栄養補助食品の販売をはじめ健康業界に20年以上携わる健康通販(株)ナチュラルハーモニー代表の斉藤豊が執筆しました。

ゴールドキウイ1個の栄養価

ゴールドキウイに多い栄養は、ビタミンC、E、B6、葉酸、カリウム、銅、2種類の食物繊維など。

効果として、感染症を防ぐ、ストレスから守る、アンチエイジング、中性脂肪やコレステロールをおさえる、流れを良くする、血圧を下げる、貧血予防などが期待できます。

そんなゴールドキウイ。
どの栄養がどのくらい多くて、
その栄養はどんなはたらきがあるのか、
ご存じですか?

そこで、

  • ゴールドキウイ1個食べると、
    1日分の栄養の何%が摂れる?
  • ゴールドキウイに多い栄養は何?
  • どんな効果が期待できる?

といったかたちでくわしくお伝えします。

ゴールドキウイ1個=100g
1個が約120gで皮やヘタを除くと可食部は100gほど。この1個あたりの栄養価を紹介します。

ゴールドキウイ

ゴールドキウイに多いビタミン

まずはビタミンから。

ゴールドキウイを1個食べると女性の1日分のビタミンの何%が摂れるのか、グラフにしてみました。

ゴールドキウイで1日分のビタミンの何%が摂れるのかのグラフ

女性の1日の必要量に対して、ゴールドキウイに多いビタミンは……

ビタミンC140%
ビタミンE42%
葉酸13%
ビタミンB613%

ゴールドキウイは身近ないろんな食べ物の1食分あたりで比較しても、ビタミンCの含有量がトップ!ゴールドキウイ1個で1日分のビタミンCを摂ることができるのです。

そのほかに多い栄養は、サラサラ効果と抗酸化作用のビタミンE。そしてビタミンB群(葉酸・B6・ナイアシンなど)ですね。

次はゴールドキウイにはどんなミネラルが多いのかお伝えします。

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ゴールドキウイに多いミネラル

ゴールドキウイ1個で、女性の1日分のミネラルの何%が摂れるでしょうか?

ゴールドキウイで1日分のミネラルの何%が摂れるのかのグラフ

ゴールドキウイに多く含まれるミネラルは……

カリウム15%
10%

カリウムは筋肉をスムーズに動かすはたらきの栄養。銅は強い骨や血液をつくり、高い抗酸化作用で病気や老化を防ぐはたらきの栄養素です。

では、ゴールドキウイ1個あたりの食物繊維をお伝えしてから、ゴールドキウイの8つの効果を紹介します。

ゴールドキウイに多い食物繊維

ゴールドキウイ1個で1日分の食物繊維の何%が摂れるでしょうか?

ゴールドキウイで1日分の食物繊維の何%が摂れるのかのグラフ
水溶性食物繊維8.3%
不溶性食物繊維7.5%

食物繊維はグリーンキウイのほうが豊富。

ゴールドグリーン
水溶性8.3%11.7%
不溶性7.5%15.0%

ゴールドキウイと比べると、グリーンキウイは水溶性食物繊維が1.4倍、不溶性食物繊維は2倍も含まれています。

ゴールドキウイはビタミンC。
グリーンキウイは食物繊維。

ゴールドキウイは美容、風邪予防、ストレスケア。
グリーンキウイは便秘解消、腸内環境。

では、

ゴールドキウイに多い栄養には
どんな効果があるのでしょうか?

私たちはその栄養が
ちゃんと摂れているのでしょうか?

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ゴールドキウイに多い栄養とその効果

ゴールドキウイ

ゴールドキウイ1個に含まれている栄養の中で、女性が1日に必要な量に対して多い順に、

ビタミンC140%
ビタミンE42%
カリウム15%
葉酸13%
ビタミンB613%

ではこの5つの栄養素は……

  • 私たちはどのくらい摂れている?
  • ゴールドキウイでどのくらい補える?
  • どんなはたらきがある?

についてお伝えします。

ビタミンC

ゴールドキウイにもっとも多い栄養はビタミンC。風邪などの感染症から守る、ストレスから守る、美肌・美白などのはたらきがあります。

ゴールドキウイのビタミンCの量は?

1日に必要なビタミンCは
女性も男性も100mg。
ゴールドキウイ1個には140mg
1日の必要量の140%もの多さです。

さて私たちは普段からビタミンCをどのくらい摂れていて、ゴールドキウイを1個食べるとどう増えるのかというと……

ゴールドキウイのビタミンC、1日の必要量、女性が摂れている量のグラフ

女性が摂れている量は、96%
ゴールドキウイに、140%
合計で、236%

男性が摂れている量は、91%
ゴールドキウイに、140%
合計で、231%

ゴールドキウイを1個食べるだけで、1日に必要な量の2倍以上に増えるほど、ビタミンCがぎっしり詰まっています。

※参考サイト:厚生労働省「日本人の食事摂取基準」、国立健康・栄養研究所「栄養摂取状況調査」、「ビタミンC解説

ビタミンCの効果は?

ビタミンCにはさまざまなはたらきがあります。おもに次の7つ。

  • 風邪を早く治す
    (ウイルスに対抗する白血球のはたらきを高める)
  • アンチエイジング
    (高い抗酸化作用で老化や病気の原因となる活性酸素を除去する)
  • 鉄分の吸収を助けて貧血を予防する
  • 血管・皮膚・骨を強くする
  • コレステロールをおさえる
  • シミを防いで美肌・美白に
  • ストレスから守る

ビタミンCが不足するのはストレスを抱えている時や体調を崩している時。

ストレスが多い、体調がいまひとつ、風邪をひきたくない、といった時はゴールドキウイを活用しましょう。

そのほかビタミンCが豊富な果物はこちらで詳しく紹介しています↓

ビタミンE

ゴールドキウイ

2番目の栄養はビタミンE。サラサラ効果と抗酸化作用で血管を若々しくしてくれます。

ゴールドキウイのビタミンEは?

1日に必要なビタミンEは
女性が6mg、男性が7mg。
ゴールドキウイに2.5mg

では、普段からどのくらい摂れていて、ゴールドキウイ1個でどう増えるかというと……

ゴールドキウイのビタミンE、1日の必要量、女性が摂れている量のグラフ

女性が摂れている量は、108%
ゴールドキウイに、42%
合計で、150%

男性が摂れている量は、100%
ゴールドキウイに、36%
合計で、136%

※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「LDLコレステロール」、国立健康・栄養研究所「ビタミンE解説

ビタミンEの効果は?

おもなはたらきは次の7つ。

  • 動脈硬化の予防
  • 悪玉コレステロールをおさえて、心筋梗塞や脳梗塞を防ぐ
  • 心疾患や貧血の予防
  • 血行を良くしてコリや冷えを防ぐ
  • 美肌・美髪
  • 記憶力を高める
  • 更年期障害の症状をやわらげる

血圧が高い人、揚げ物が好きな人、お酒をよく飲む人などはしっかり摂ってほしいビタミンE。

ゴールドキウイのほかにビタミンEの多い食べ物には、アーモンド、落花生、かぼちゃ、ブロッコリー、豚肉、アジ、サバ缶、鮭、などがあります。

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カリウム

ゴールドキウイに3番目に豊富なカリウム。血圧を下げる、心臓の動きを守る、といったはたらきを発揮する栄養です。

ゴールドキウイのカリウムは?

1日に必要なカリウムは
女性が2000mg、男性が2500mg。
ゴールドキウイに300mg

ゴールドキウイのカリウム、1日の必要量、女性が摂れている量のグラフ

女性が摂れている量は、111%
ゴールドキウイに、15%
合計で、126%

男性が摂れている量は、96%
ゴールドキウイに、12%
合計で、108%

※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」

カリウムの効果は?

カリウムにはおもに次の5つのはたらきがあります。

  • 余分なナトリウムを出す
  • 血圧を下げる
  • 心臓を正常にはたらかせる
  • 筋肉をスムーズに動かす
  • むくみを解消する

高血圧の人やむくみが気になる人だけでなく、食欲がない、チカラが入らない、疲れやすい、足がよくつる、という人もカリウム不足かもしれません。

ゴールドキウイなどカリウムが豊富な食べ物を食べるようにしましょう。

葉酸

ゴールドキウイ

4番目の栄養は葉酸。胎児の発育促進だけでなく貧血を改善するはたらきが期待できます。

ゴールドキウイの葉酸は?

1日に必要な葉酸は
女性も男性も240μg。
ゴールドキウイには32μg

ゴールドキウイの葉酸、1日の必要量、女性が摂れている量のグラフ

女性が摂れている葉酸は、118%
ゴールドキウイに、13%
合計で、131%

男性が摂れている葉酸は、123%
ゴールドキウイに、13%
合計で、136%

※参考サイト:国立健康・栄養研究所「葉酸解説」

葉酸の効果は?

おもなはたらきは次の4つ。

  • 妊娠中のお腹の赤ちゃんの成長を守る
  • 血液(赤血球)を作るサポート
  • 細胞をつくるサポート
  • 肌や粘膜を守って整える

葉酸は胎児の成長を守り、産後の健康な母乳づくりを支える栄養です。

▼妊娠の1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月
通常の1日240μg + 400μg

▼それ以降の妊娠中
通常の1日240μg + 240μg

▼産後の授乳期間中
通常の1日240μg + 100μg

葉酸が多い食べ物のなかでも、レバーはビタミンAが多すぎますし、生のほうれん草はシュウ酸が尿路結石の原因になりかねません。

ゴールドキウイ、枝豆、ブロッコリー、天津甘栗、納豆などがおすすめ。どんな食べ物に多く含まれているか、こちらで紹介しています↓

ビタミンB6

5番目の栄養はビタミンB6。脂肪肝を防ぐ、女性特有の体の悩みをやわらげるなどのはたらきがあります。

ゴールドキウイのビタミンB6は?

1日に必要なビタミンB6は、
女性が1.1mg、男性が1.4mg。
ゴールドキウイに0.14mg

ゴールドキウイのビタミンB6、1日の必要量、女性が摂れている量のグラフ

女性が摂れている量は、99%
ゴールドキウイに、13%
合計で、112%

男性が摂れている量は、90%
ゴールドキウイに、10%
合計で、100%

やや不足ぎみなビタミンB6。ゴールドキウイ1個で不足分をしっかり補えます。

※参考サイト:国立健康・栄養研究所「ビタミンB6解説」

ビタミンB6の効果は?

ビタミンB6のおもなはたらきはこちらの5つ。

  • エネルギーを作る、筋肉・肌・髪・爪などを作る
  • 脂肪肝を予防する
  • 肌荒れや口内炎から守る
  • 月経前の体の悩みやつわりをやわらげる
  • 気持ちを安定させる

食べた物を代謝する、体を作る、エネルギーに変える、ホルモンバランスを整える、感情を整える、というのがビタミンB6のはたらきです。

*-*-*-*-*

ゴールドキウイに多く含まれる栄養とそのはたらきを紹介しました。最後にこれらをまとめて、

  • ゴールドキウイを食べると
    どんな効果が得られる?
  • どんな人こそ食べるといいの?

についてお伝えします。

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ゴールドキウイの8つの効果効能

ゴールドキウイは抜群に多いビタミンCをはじめいろんな栄養が豊富。

これらの栄養のはたらきから、期待される効果をまとめてみました。

  • 風邪やインフルエンザなどの感染症を防ぐ
    ウイルスへの抵抗力を高めて免疫力をアップする
  • 心筋梗塞や脳梗塞を防ぐ
    ビタミンEが悪玉コレステロールをおさえて流れをサラサラにする
  • 高血圧の予防・改善
    カリウムが余分なナトリウムの排出を促進する
  • 貧血の予防
    葉酸がビタミンB12と一緒に血液をつくり、ビタミンCが鉄分の吸収を促進する
  • 妊娠中の胎児の正常な成長をサポート
    葉酸が先天性異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らす
  • 美肌・美白
    ビタミンB6、C、E、葉酸が新陳代謝を促進し、シミを防いで美しく白い肌にする
  • ストレスから守る
    高い抗酸化作用が活性酸素を除去してストレスへの抵抗力を高める
  • 疲労回復、脂肪肝の予防
    脂質やたんぱく質の代謝を促進して、エネルギーを作るとともに脂肪を燃焼する

ということで、ゴールドキウイをぜひ食べてもらいたい人は……

こんな人こそゴールドキウイを食べて!

ゴールドキウイをぜひ食べてほしい人はこちら!

  • 風邪をひきやすい、予防したい
  • 体調をくずしやすい
  • お腹まわりが気になる
  • 外食やお酒を飲むことが多い
  • 血圧が高い
  • 肌荒れや髪のパサつきが気になる
  • ストレスが多い
  • 妊活中~産後の授乳中のママ

ストレスの中で忙しく活躍されている方、体調をくずしやすい方、生活習慣病を予防したい方にぜひ食べてもらいたいのがゴールドキウイなのです。

ゴールドキウイに多い栄養:まとめ

ゴールドキウイに多い栄養と効果効能を紹介しました。

ゴールドキウイに多い栄養:1日の必要量に対して多い順番に、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、葉酸、ビタミンB6、銅、水溶性食物繊維

ゴールドキウイの効果:感染症予防、心筋梗塞や脳梗塞の予防、高血圧の予防・改善、貧血の予防、胎児の成長促進、美肌・美白、ストレスから守る、疲労回復、脂肪肝の予防

こんな人こそ食べてほしい:風邪をひきやすい、体調をくずしやすい、お腹まわりが気になる、お酒や外食が多い、高血圧、肌荒れ、髪がパサつく、ストレスが多い、妊活中~産後の授乳中のママ

ゴールドキウイはビタミンCがとにかく豊富。美容にはもちろんのこと、風邪の季節などは積極的に食べてみてはいかがでしょうか。

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執筆者プロフィール
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養学を学び栄養補助食品の販売業務に従事。以来、健康食品・健康器具の販売など10年の業務経験とともに整体師から自律神経などを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
内科医・医学博士の堀田忠弘先生監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」、リラックスジェル「プアーナ」など天然由来成分100%の健康商品の販売で18年目を迎える。

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